簡単明快!太る理由

簡単な引き算で説明できる肥満の理由

例えば預貯金を増やそうとするとき、誰でも「収入を上げ、支出を抑える」ことを考えるだろう。逆に収入に見合わない支出を繰り返していると、借金がかさんでしまう。収入と支出と残金の関係はとてもシンプルな引き算でわかる。実は太る理由を医学的に説明するのも同様の引き算で成り立つ。

(摂取エネルギー)-(消費エネルギー)=体脂肪の蓄積肥満は、体脂肪の預貯金が増えていくようなもので、肥満を解消するためには「摂取エネルギーを抑え、消費エネルギーを上げる」ことが基本的なセオリーだ。つまり減量するには、食べるときに、摂取エネルギーが消費エネルギーより少なくなるように心がければいいだけなので、理屈ではそう難しいことではない。「そんなこと、言われなくたってわかってる!」と言う前に、ひとつ注目してほしい点がある。差として求められているのが「体重」ではなく、「体脂肪」であるということだ。

脂肪は優秀なエネルギー源

脂肪は皮膚、皮下、筋肉、骨、内臓、血液、神経など全身にくまなく存在しているが、ひと口に脂肪といっても、「コレステロール」、「中性脂肪」、「リン脂質」、「遊離脂肪酸」の4つに大別できる。中性脂肪は体内に存在する脂肪の中では量的に最も多く、地銀に備えた大切なエネルギー源として全身の体観や価に構えられている。体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2つがあり、生活習慣病のリスクが高い内臓脂肪に注意せよ、ということはすでに述べた。「スタイルに響く」、「生活習慣病を招く」などなど、何かと目の敵にされがちな脂肪だが、外部の衝撃から内臓を守るクッションとなったり、断熱材の役割として体を気温の変化から守るなど、私たちの体にとって重要な役割があり、生体の活動には欠かせない重要なエネルギー源である。

私たちの体を維持しているエネルギー源は、炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂肪(脂質)の3大栄養素で、食事で摂ったこれらの栄養素が体内で発生する熱量を「摂取エネルギー」という。同じ1gを摂取しても、体内で発生する熱量は、炭水化物4キロカロリー、たんぱく質4キロカロリー、脂肪りキロカロリーであり、脂肪は同じ重さで炭水化物やたんぱく質の2倍以上のエネルギーを発揮する。これを言い換えると、脂肪の形でエネルギーを備蓄すれば炭水化物やたんぱく質の半分以下の量ですむことになる。このように体脂肪はエネルギー源として、とても高性能でコンパクト。というわけで、食事から取り入れたエネルギー源は、炭水化物でもたんぱく質でもアルコールでも、とりあえず余った分はすべて中性脂肪に変え、体脂肪として保存しておくシステムが、私たちの体には備わっているのである。

「食べてないのに太る」のは、本当か?

「エネルギーを余らせるほど食べているつもりじゃないのに、なぜか太ってしまう」という人も多いのではないだろうか。実際、こういう太り方は本当にある。消費エネルギーが低すぎる場合だ。

日々の生活の中で消費されるエネルギーは「基礎代謝(安静時代謝)」、「活動代謝」、「食事誘導性熱産生」の3つに大別できる。基礎代謝とは呼吸をしたり心臓を動かしたりするのに使われている、生命活動を維持するための必要最低限のエネルギーのこと。活動代謝とは、立ったり歩いたり、階段の昇り降りをしたりという、日常の活動によって消費されるエネルギーだ。最後の食事誘導性熱産生とは、食事の後に体温が上昇する現象で、食事に含まれるエネルギーの一部は吸収されずに熱エネルギーとして発散されてしまう。この現象は、以前は食事に含まれていた栄養素を消化吸収するために使われているエネルギーと考えられていたが、近年の研究から先に述べたような自律神経を介して起こる熱産生であることがわかった。

これらの3つのうち基礎代謝は、1日の消費エネルギーの約8%を占めている。ただし、基礎代謝は成長期にピークを迎え、その後は年とともに低下していく。さらに社会人ともなると、日常生活で運動する機会が激減して活動代謝までも低下してしまい、自分でも気がつかないうちに慢性的な運動不足になっていることが多々ある。ただし本人の気持ちだけは若い頃と変わらないので、3年前と同じような高カロリーの食事を摂っていれば、太ってしまうのは当然。実際、日本人男性の肥満の多くはこのタイプだという。「食べていないのに太る」という人は、まず食事内容を見直し、基礎代謝の低下に歯止めをかけ、運動量を増やして活動代謝を上げていくような生活に切り替える必要がある

CATEGORIES

肥満は恥ずかしい!

花王株式会社が発表した「現代サラリーマンの「健康・肥満意識調査(2003年)」は、イマドキのビジネスマンの気持ちをリアルに表していて、なかなか面白い。対象は首都圏に住む8~8歳代の900人の男性で、太っていると自覚している人の割合は4人に3人。
>>続きはコチラをクリック

太る理由は意外な理由-

人間の食欲全体を制御しているコントロールセンターは、前頭葉という場所に存在している。前頭葉は、満腹中枢や摂食中枢がある視床下部の上部に位置し、視覚や味覚、嗅覚、聴覚などの重要な情報を伝える神経が網の目のように張り巡らされ、
>>続きはコチラをクリック

ダイエットを続ける秘訣

受験勉強をしていた頃を思い出してほしい。「やるぞ!」と意気込んで分厚い参考書を買ってみたものの、半分も行かないうちに投げ出した経験はないだろうか。逆に薄い問題集をなんとか1冊やり遂げることで、なんとなく問題解くコツがつかめたという人も多いはずだ。ダイエット目的の運動も同じこと。
>>続きはコチラをクリック

ダイエットを挫折しないために

ダイエットは孤独なマラソンだ。どうしても食欲に負けたり、計画どおりに体重が減っていかないことも多々あるもの。毎回そこで挫折してしまうわけだが、今回こそ長続きさせるために、挫折を防ぐヒントを読んで備えておこう!
>>続きはコチラをクリック

サプリメントの選び方

ダイエット中に不足しがちな栄養素を補ったり、体脂肪を効果的に燃焼させるために、手軽に利用できるサプリメント。現在は数多くの種類が出ているので、自分に適した製品を選ぼう。ただし、手軽さゆえに安易にサプリメントだけに頼るようになってはいけない。ダイエットの基本は「食事+運動」。
>>続きはコチラをクリック